おばしまに乗る月は
妖精のスカート
葡萄色の瞳
月の吐息は朧にかかる

レンゲ畑は美し ....

香炉の炭が小さく赤く
藪小路の実のように

置かれた和菓子のように
上げた障子戸の向こう ....
他人の不幸に辿り着いたら
なぜだか幸せを噛み締めているようで
どす黒い絆という文字ばかり踊ってい ....
空に近いところで
電線の数を増やすために
電柱に取り付けられた棒状のパーツが
電柱とクロスして ....


流氷の底につながってる
ぶらっくほおるの隅っこに
ちょこんと震えながら
持っていたのは ....

そのお嬢様は、人を信じることができなくて
そのお嬢様は、『いい人』のことが大嫌いだった。

 ....
くさかれて


くさかれて
 さきへさきへと
  かわりゆく
   れいわのさきへ
  ....


  煩い町に
  ふれて
  僕は 意味のまえにいた

  夕がた
  本をよんで ....


  話は長くなる
  いくつか 電灯が浮きはじめる
  夜 ためらいと苛立ちが覆っている ....


  躰のほとんどを
  ねじれた袋におさめて
  わたしたちは泣いていたね

  は ....
あなたとわたしの約束が
野ざらしにされて
風化していく。

そして訪れる
クリスマスの
 ....
溢れ出す喜びでもあり
噴きこぼれる不満でもある
消えていく悲しみでもり
こびりつく思い出でもあ ....
「先生、学校では
 生きていくのに必要なことを教えるんですよね
 それなのになぜ
 自動車の運 ....


くちのなかで飴玉転がし
立ち消えた、
甘酸っぱい感情を
想い返す


作られ ....
語られ尽くした愛
あなたの見せるもの
わたしの生み出したもの
比べて見せて
本当を見せて
地面に手をついた雪は
もう二度と立ち上がれなくても

丸い形を幾つも残して
あなたの足音に手 ....
十代の終わりか二十代の始め頃
彼はその心の中にダイナマイトの束を隠し持っていたんだ
導火線が短く ....
星たちのありすぎるほどまたたく夜そこにしゃがんで母を恋う

東に東に行ってそれで見えるようになった建物が
大きいほど小さくなれる気がした
本当は寒いところな ....
思えらく心頭滅却 釜のなか くつろぐ鬼の明晰の夢 行きたい所を決めて
良いイメージを持ちながら
あなたとデートを楽しむ

見る街並みもお洒落な ....

 原色の静けさの中ここは湖底。
 月光は青い輝きを紡ぐ糸のよう。
 黄色の象徴は何を思うか。 ....

 公園を散歩してる時

 電車の席で

 映画館の座席で

 その人はいつも右側にい ....
ご存知ですか
最前線の戦場で便意をもよおしたら
どう対処したのかを

 そんなの知るわけあり ....
方角はどっちでも拘らない
もし空を円盤が飛んでいたら
それを目撃してしまったら
携帯電話のカメ ....
人間とは
投射機なので
原画を変えれば
世界の色が変わります

私は家族という
絵本の物 ....
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2019年12月21日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
美しい舟丘白月自由詩119-12-21 22:57
幻の茶室自由詩119-12-21 22:53
災害の地自由詩119-12-21 22:49
電柱mmnkt自由詩2*19-12-21 19:56
青い地図唐草フウ自由詩4*19-12-21 19:52
云い放つ、『良い人なんて、大嫌いっ!』秋葉竹自由詩519-12-21 19:33
くさかれて なにとなしAB(なかほ...自由詩219-12-21 19:15
奇蹟草野春心自由詩319-12-21 18:57
Resemble自由詩119-12-21 18:56
ねじれた袋自由詩219-12-21 18:53
ノエル杏っ子自由詩019-12-21 17:31
ビールの泡イオン自由詩1*19-12-21 17:15
国家資格が笑わせる自由詩0*19-12-21 17:14
艶姿秋葉竹自由詩519-12-21 14:53
形の無いもの卯月とわ子自由詩219-12-21 13:19
ピリオドミナト 螢自由詩2*19-12-21 9:29
電飾華やかな街ではこたきひろし自由詩319-12-21 9:23
すみれ日記もっぷ短歌119-12-21 9:21
胡乱な冬星染自由詩319-12-21 9:00
明晰夢足立らどみ短歌019-12-21 6:07
デートは楽しい夏川ゆう自由詩219-12-21 5:24
ヴァイオリン・ソナタメープルコー...自由詩4*19-12-21 3:58
右腕佐白光自由詩2*19-12-21 1:38
戦場で飢餓状態に陥ったらこたきひろし自由詩319-12-21 1:19
「もし」を重ね重ねたい自由詩319-12-21 0:28
スクリーンパン☆どら自由詩1*19-12-21 0:13
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