はなをたむける
みずをそなえる
てをあわせる
そしておいのりする
かみさまに
ごせんぞ ....
眠っていたのだ
死んでいたのだ
意識のはざまで
行方知れずになっていた
辛うじて ....
音もなく
夕暮れがやって来る
偽物の
月が出ている
熱いコーヒーが
冷めているのは ....
蝉時雨我も蛹となりて眠る
繰り返す八月六日は蒸し暑く
破れ傘握りて走る通り雨
花火 ....
あいつは美しかった
おれの心を奪いはなさなかった
ときに空たかく突きあげ
太陽すら飲みつく ....
鏡越し 逆回転する時計
時間が巻き戻り
私は牢獄の中に入る
白い鉄の壁越しに
女 ....
響きの粒子揺れている
暗がりから明るみへ
ゆらゆら粒子の揺れに揺れ
生きる糧としての音楽は ....
二時間の風のあとの
三時間の湯
叫びは何時間でも
冷たい水は七時間ほど
....
お前の肉のポケットに
数十年間腐らせつづけた
おまえ自身が臭っていて
皆な ....
つきさすような北風が
吹きぬけてゆく冬の空は
嫌われ者と思われて
さびしそう
時折舞 ....
1.墜ちた小さな太陽
白夜には子供たちが
祭典に訪れる黄昏があったとして
平和が続く夜空に ....
幸せな人になろうとする
そして、努力してその人を目指す
目標に届かず人を妬む
サイ ....
太陽と海
向日葵と風がうたう
忘れては 思い出す
風鈴の音と蝉の声
笑いあい
遊び ....
喧嘩というものは
一方が賢ければ
避けられる
両方とも
愚かであれば
避けられない
今の ....
猛暑の夏は
熱い湯に入り
たらたら汗を流そう
冷やすだけでは足りない
透明な羽根に感動したことも忘れて
思い出す春巻
カリカリの茶色めいたクッキー
忘れかけ ....
しかめっつらしてないでさ
むりやりにもわらないでさ
ぽかんと空をみようよ
窓がよごれていて ....
今日久々に
羽生の天才を見た
人口知能エルモちゃんによる
候補手と評価値が
リアルタイムで分 ....
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