初めはゆっくりとした歩みから始まる
始まりの合図はリズムに乗った音楽の音色だ
一歩一歩歩いて行く ....
当たり前すぎることだから
素直に応じた
お椀に浮かべた麩のように
あなたはあなたに浸されている ....
闇夜に燈る不知火
篝を模り人を誘う
新月が封印を解き
古の亡者達が甦る
....
五光三光
花見 ....
春の連休明けは晴れだった
教室に入ると
後方の席に君がいた
おはようという挨拶の後に
....
元気な時には
「病気は健康の対極にあるもの」
だと思っていた
入院したらよくわかった
「病気 ....
すべて諦めかけたときに
コンビニに行って弁当買うてあたためた
何も変わらないいつもの弁当
....
あまやかしても いいのだ
けして つめたいだけの人ではないのだから
心のかよわない言葉しか ....
いつの間にやら
できていた
玄関先は・・・
冷たくな ....
スクリームして素クラップするツーハンド
レッドの間のノートの切れ端まくるまくら
れるまくれる水の ....
揺らめいている
天井隅の空間が
静けさに包まれ
揺らめいている
揺らめきは
静けさを呑 ....
心配していることなんてきっと
うんざりするほど感じているだろうから
心配してますアピールなんてし ....
「大成功でした!」
と医者に言われて退院したのに
10日後には
再発した
医者の大成功は
....
入院すると
やたらに空が見たくなる
青空でも曇り空でも雨空でも
げんげ
垣根
信条
晴れていないのは
私の心で
強い雨が降り続く
彼女の気持ちを
抱きしめたいと
期待も込めて ....
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