振り向かぬ風ひたすら前へ 大空を駆ける鳥も向かう
『未来には何があるの?…』僕らはこの星の冒険者 ....
天気予報どおりだ。濃いねずみ色の雲が音を立て始めた。雷に注意してプレーしてください、カートから自動音 ....
人たちを厭うばかりの昼頃に
俺の詩嚢に顔濯ぐほどの水もなく
愛に生きようと思ったが
....
ちいさな公園で
ブランコをこいでいる
あれはともだち
ほうりだされたカバン
あそびすり切 ....
生きて、生きて、生きて
死んで、死んで、死んで
そして貴方は私の中で眠る。
....
春雷よ一喝せなむ睡る吾を
貴方を想う 花弁の心
桃色 水色 橙色
とりどり 目一杯ふれる振り子のよう
貴方がいれば私は何 ....
頭が
いい人は
理屈で理解しようとする
人の心も
あたらしいのか
なつかしいのか
そんな距離感の友への手紙を持って
五丁目のポストへと急ぐ
....
○僕は退屈だから
一日に何回も
売店へ足を運ぶ
○四階はシルバー中心の病棟
三階はベビー ....
廃屋になっているのに
ばらの蔓が家中を取り巻いて
賑やかに花を咲かせているのでしょう
公園 ....
輝き
鯉
オレンジジュース
人生はもはや人類にとって壮大な暇潰しに過ぎず
六日で作られたこの世界は暇潰しをするにしてもあまりに ....
神に反対するものは
痛打される
象を飼って居ても駄目だ
太陽が光り輝き
湾の海水は塩辛い
....
愛するものが死んだときには自殺しなければなりません
なんて言った詩人がいるそうですが あいにく私は ....
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