無数の刃は君を切り刻むが、程なく飽きて君を放り出してしまうだろう
君は致命傷こそ受けてはい ....
雀始巣
すずめはじめてすくう
佐藤さんちの玄関の
パンジーの寄せ植えから
オハヨ ....
地雷原という安全地帯でトイレットペーパーを思いっきり転がそうぜ
ドアなんてこの世に存在しないのだか ....
誰かのことを、おもいやったりなんかしたことは
あるよ 人に
やさしくなんかしたことも
あるよい ....
近づくこと
遠ざかること
暗い
音節の
蝶番
止まることを拒む ....
「サラサラと
流れるような仕事をする
サラリーマンになるか
ダラダラと
くたびれた仕 ....
ここから
線香花火のように見えます
あの日
あなたが燃やした命
このまま
つづくわけが ....
誰にも選ばれなかった白い蝶々 背中の羽を忘れ孤独との戯れ
草臥れた風俗を撫で回す通り雨 片目の ....
快楽を求めるために人生を捨てる
戻れない幸せという現実
孤独はそこをどくことなく座り続ける
幸 ....
よわすぎて愛でしかない 雨の日にきみが育てた青いポケモン
この世界の終電を乗りついでくよう ....
内実をまったく伴わない
ただ大きな勘違いをしているだけの
クソ自称詩人を引っ捕らえて
殲滅する ....
田舎育ちの若者
都会の生活に憧れて
都会に出てくる
都会育ちの若者は逆に
田舎の生活に憧 ....
丘から見える遠い園生は純白に染まり、
私の吐息と重なって淡く輝いている。
手前に見える ....
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