庭にゆりの花を植えると病人が絶えない
そう教えてくれたのはあなただった。

家長がほいほい死ん ....


いつか空が墜ちる時
地球が融けたようなこの地上で
僕は誰に祈るのだろう

空が迫り来 ....
こまにたこ
ほうきはとしの
うつりにて
きもしおやぢほ
もいぢりするな

ひと息ごとにこぼれるのをあつめて結いあげたのが
いまあなたの胸にひかっている涙です

気が ....

娘はまだわたしのようには言葉をもたない。けれど、言葉なしの接触はつねに限りなく真摯であって、その ....
あみだくじにして遊ぶ
選択肢の魔術で
手に入れたものは喜びだったのか
悲しみだったのか
その ....

絶対に汚れない脂がありますか?昨日わたしは夢を洗いました。重なる木箱と転校生の匂い。わたしはつね ....
握手会に誰も来ない 生卵ぐちゃぐちゃにして生きろ生きろカレーライス 体温計がなく温度計を脇にはさんでいる闇 むもくてきな独り言
ついに剥奪された虹
爪にかりかり 梅干
関与 火の鳥 カン

かまざり ....
私の重みで、凹んでいる
タイヤの椅子のブランコが
ぎっしり…ぎしり…と{ルビ軋=きし}んで、ゆれ ....
頭体、重たく 何かがのしかかる

電気が消える

液晶の白さと楽器や声の重なりが
暗闇 ....
dankon al sinjor' reprezentanto
permesinta al mi  ....
冷たい海の中を、
ふわふわと漂うクラゲの
その美しさに魅かれる

誰にでも愛される
そんな ....
てっきり
魔法の越中ふんどしで
飛んで行ったと思っていた
おじいちゃん
実は猛烈な強さの台風 ....
量販店でメモリカードを買ったついでに
あれこれ眺めていると
昔、夜店でよく見た透明な電球が
仰 ....
君はこういうの苦手?
俺はそんなのあきらめていないからどうでもいいし怒れる
君は「できない子」君 ....
星の残像をまぶたで凝視する無力すぎて聞こえない鮮明な色
古ぼけた皮膚のままスキなだけ歌を歌って夜が ....
極めて具体的な意味で関係ないから軽く死ぬ
「わたしは今日もずっとこれからもしあわせでした、です」
 ....
あなたの手にする
てるみーという不思議な棒は
香の煙をもくもく漂わせ
熱を地肌に{ルビ擦=こす ....
真夜中のスーパーマーケット
わたしたち、二人逃げこみました
逃亡者なのです
追われているのです ....
What awaits man after death?
When a man dies, w ....
幼い頃から
鼻血を出したことがない。
だが、街灯が消えて
露が凝縮して
霧がコンクリートから ....
絨毯は毛を食べる。受け止め、取り込み、嚥下して、同化する。
それは、吸引力が変わらない奴だろうが、 ....
そして
我々は排水管に流れ込む汚水の様なものだ
何もかもごちゃ混ぜにして
蓋の隙間から暗闇に落 ....
雨が降ったあとだけ
わたしは
この世に生まれます

黒い空から
産み落とされたというのに
 ....
それにしても
グレード4という言葉には
激痛が走る

君は笑いながら言った
「俺の詩も書い ....
「嫌いじゃない」と「好き」の違いは何のなのか


多分、もう全て知っていると思うので

それで、僕は

しゃべりません

語る ....
ずっと居たのよ
気付かなかったでしょう
あたしはここにいるのよ

あなたがあなたのやり方で生 ....

太陽が見えない
月も星も輝かない
この地上は暗く濡れたまま
夜が明ける

夏の黒富士に ....



魔法にかけて
引きずり落とせよ
耳が鳴る
いつも

光で、炎で
愛されない ....
.
隣の部屋とのあいだの四角い窓に
また指人形の顔がのぞく
あいつはなにか言いたいことがあると ....

台風が近づいている。
ここのところ運よく逸れているだけに最大級の力を持つとは怖い
甚 ....

たいていは
朝靄の中
大きな
丸い眼を潤ませ
こちらを見て
もぐもぐと
やっている
 ....
三面鏡が浴びたのは女の末期

ティッシュが火ぶくれ

肌に青いミミズの這い回る

鉛の紅 ....
わたしの猫は名を呼ぶと
どこに居たって走って来た
わたしの隣に居たとして
動けばどこでもついて ....
ときめきを紙飛行機に託す夏の夜
すれ違っただけのあのひとが忘れられない
再会の祈り込め
紙飛行 ....


  くぐり抜けたかった
  なんとしてでも
  くぐり抜けたくて
  懸命に
  く ....
捧げよう
集めよう
焦がれよう
時を待とう
われら、わが心は
全て彼の王のために、
統べ ....
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2014年7月8日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ゆりの花、いちじくの実犬大好き自由詩6*14-7-8 23:36
柔らかい杞憂凍月自由詩3*14-7-8 23:36
かはやなぎGiton自由詩0*14-7-8 23:16
窓べはるな自由詩714-7-8 22:50
娘のこと散文(批評...414-7-8 22:36
昭和ノートクローバー自由詩1*14-7-8 22:21
プラグはるな自由詩614-7-8 22:17
握手会に誰も来ない北大路京介自由詩014-7-8 22:00
生卵ぐちゃぐちゃにして生きろ生きろカレーライス自由詩214-7-8 22:00
体温計がなく温度計を脇にはさんでいる闇自由詩314-7-8 22:00
ひるまない わ砂木自由詩6*14-7-8 21:57
ぷらたなすの樹  服部 剛自由詩614-7-8 21:24
暗さのひび割れうさぎのシナ...自由詩214-7-8 21:15
サテュロイに捧げるソネット Soneto dedic^ita al Satiroj (skribit...Giton伝統定型各...0*14-7-8 21:10
ふわふわ猫の耳自由詩214-7-8 20:48
台風になったおじいちゃん花形新次自由詩214-7-8 20:48
電球山部 佳自由詩114-7-8 20:47
青いポストに空腹が詰まってるから無理矢理押し込んでモリマサ公自由詩314-7-8 20:47
我々はやさしー自由詩414-7-8 20:45
今日はいっぱい泣いちゃったな自由詩314-7-8 20:44
不思議な棒服部 剛自由詩414-7-8 20:34
真夜中のスーパーマーケットサトウチカ自由詩414-7-8 19:08
What awaits man after death?生田 稔散文(批評...114-7-8 19:06
鼻血アンドリュー...自由詩514-7-8 18:47
大魔術帝国DAICHI自由詩114-7-8 18:28
そしてアンドリュウ自由詩2*14-7-8 18:14
水たまりのひとりごと 【詩サークル群青 六月の課題『水』への提出作品そらの珊瑚自由詩15*14-7-8 15:36
連れて行かないと約束して誰か小川麻由美自由詩5*14-7-8 13:38
教えて文字綴り屋 ...自由詩114-7-8 8:56
金融庁yamada...自由詩114-7-8 8:32
あたしはここにいる澤田ともさと自由詩314-7-8 5:38
この命が熱り立つichiro...自由詩8*14-7-8 5:21
燃える欲求itsuki自由詩014-7-8 5:12
ぶっつけ未詩1Giton自由詩2*14-7-8 5:03
最大級な台風がやってくるアラガイs自由詩9*14-7-8 4:33
天地無用自由詩4*14-7-8 2:43
怪談月形半分子自由詩314-7-8 2:32
わたしの猫はもっぷ自由詩6*14-7-8 2:10
夏の夜の紙飛行機自由詩414-7-8 2:08
天地無用自由詩214-7-8 1:48
統べるもの水素自由詩1*14-7-8 1:04

加筆訂正:
貝殻の記憶/小川麻由美[11:03]
訂正と加筆しました。
41rows, 1sec.