冷たい風の中を
歌いながら歩いたら
歌が千切れて
後ろへ
飛んでいった

飛んでいった歌 ....
春の海の
波の色は真珠のようだね
水平線が桜色に燃えて
誰かが捨てた氷結の缶すら
宝石みたい ....


  古い蝉が、この部屋の
  窓に貼付いて乾いている
  色々なものが置かれていたが
 ....
クスリを吸うと夜中に
眠れなくなるのは
どういうわけだ

受験生が最後の追い込みのために
 ....
通販で購入した商品を開梱すると
梱包用の発泡スチロールの厚い板が入っていた
不燃物ゴミは来週の火 ....
チョイブス好きの私の夢は
剛力にあやめられる前に
丸飲みにしてやることだったが
もはや剛力には ....
隣のおばさんたちがコーヒーを飲みながら
仕事の愚痴を言っている
私はそれを聞きながら携帯電話でゲ ....
あの子は5000円って噂が心に張り付いて
心音高まる放課後に薄紫の意識のまま嗅覚がかえらない
窓 ....
夕闇が嫌いな人たちは
原子力でそれを追い払う

宇宙から見る日本列島は
真夜中でもくっきりと ....
局所的に覚醒がくり返されるボロボロ
愛されたがる女の計算したがって聞かない
塗り潰した美の奥底で ....
歌詞を忘れたって
るるるでうたえる

音を忘れたって
頭の中でうたえる

こころを忘れた ....
そりゃ大変だろうね
追っかけてばかりいてさ
キツイだろうね
帳尻あわすのは
よってたかっての ....
オモカタさんが
俺好みのチョイブス感を
徐々に表してきたので
ここで知らん顔は
ブス好きの名 ....
考古学博物館で印象に残ったのは
ペンダントの形の小さな昆虫 だけど
その姿を 近所の空き地で探し ....




ホテルの朝
女はパンツも穿かずに
うつ伏せに寝ていた
夏になる
少し前のこと ....



仲間を欲しがる人間の
不安と恐怖を責めてはいけないと
愚かな武装をした大人たちから
 ....
山桜オレの遺体が見つかった 死んだように
ヨボヨボの木は
イビツに曲がりくねって
春風の空に
蝶々の群れを呼ぶ
あ ....



葉が舞い散る 季節を過ぎて 
キミは 隠れた 

何処に 隠れたんだろう 
見ま ....
彼女は毎日散歩することにしていた。
おもいがけなく、風の強く吹いたその日、坂道を登り切ったところで ....
「意志の物理的力」よりも、やっぱり、
「心細くなった猫」の方を読みたいかなぁ。
「再生」は、
 ....
赤い糸が黒ずんだ いつでも
どこでも
どんなことに出くわしてしまった時も

わたしは大丈夫じゃないままに
受 ....
ゼミ旅行が4カップルと俺の9人 売られたケンカを買う暇がない
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2014年4月10日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
風の中をLucy自由詩12*14-4-10 23:28
G線上のアリアユッカ自由詩614-4-10 23:26
古い蝉草野春心自由詩1014-4-10 22:26
オマジナイミズカラニシター花形新次自由詩014-4-10 22:18
発泡スチロールichiro...自由詩814-4-10 22:15
丸飲みにする花形新次自由詩114-4-10 22:05
漂白ソリッド町子自由詩614-4-10 21:49
あの視線きっとトーチカからカマキリ自由詩314-4-10 18:58
アストロノウツ梅昆布茶自由詩21*14-4-10 16:45
ボロボロハァモニィベ...自由詩4*14-4-10 16:18
うたおう朧月自由詩214-4-10 9:05
くたばれマスメディアよいしょ自由詩414-4-10 2:23
ブス好き花形新次自由詩014-4-10 2:04
土に目を細めて番田 自由詩514-4-10 1:52
忘れ物オダ カズヒ...自由詩1*14-4-10 1:26
ブリキの感情自由詩3*14-4-10 0:52
山桜オレの遺体が見つかった北大路京介俳句414-4-10 0:47
葉っぱこいち自由詩314-4-10 0:41
隠れた季節藤鈴呼自由詩2*14-4-10 0:36
「詩集」ハァモニィベ...自由詩1*14-4-10 0:31
「ああ、私は・・・ と思う時」を読んで空丸ゆらぎ自由詩1214-4-10 0:24
赤い糸が黒ずんだ北大路京介自由詩614-4-10 0:23
人間、この尊きもの七尾きよし自由詩414-4-10 0:22
ゼミ旅行が4カップルと俺の9人北大路京介自由詩414-4-10 0:22
売られたケンカを買う暇がない自由詩814-4-10 0:22

加筆訂正:
花園/Lucy[22:35]
ニ連目を大幅に加筆修正しました。
25rows, 1.05sec.