....
吸い込まれていくその先は
さいぼうの隠れ家
手を振る、手をふるう
ぼたんになる、頃になる
お ....
濃淡を、くりかえしながら先割れのスプーンに近づいている朝


演じるということ、やさしさという ....
いぬが
あるいていて
いつも

みよし
きゅうだんはつげん

くず
くず
ちくしょ ....
したい何かを数えていくほど
したい何かが見えなくなる  ....
 
 
ゆっくりとした花の先端から 
二人で汽船に乗る 
生き物の物真似をして過ごす 
生 ....
小さくて

狭くったって

いいじゃない

カッコ悪くて

何が悪いの?
力の限り優しくなろう

電車の中で目の前に座っている見知らぬ他人の幸福を願う
元気でありますよ ....
両手いっぱいに
摘んだ花

丘には輝く太陽

押し寄せる波のしぶき

唇にふれた砂
 ....

時間はスロウモーションのようにゆるく
  春の陽射しは暖かく降り注いでいた
  用事もなく ....
硬直は誠実ではない。丸い玉の中をハムスターが走り続ける。同
じことばかり繰り返しているとバカになる ....
                         120229




ぐちゃぐちゃな画面 ....


(水)


うえ
おいくか
こけきく゛け
こ゛すさこそせしす
てつと ....
風が強かった

雪が降っていた

さした傘にすぐ雪が積もった

歩くたびヌルッとした

べちゃべちゃ ....
おねがいだから
君のそのかわいい声に
さわらせておくれ
君のその長い髪を
風に
さらわさせ ....

強い部分と
弱い部分を
同じ人みたいに
みせる
ほんとうのぼく
という人

へった ....
君達は知らないんだよ
十七歳で
まともなSEXも知らずに
死んでいった
筋ジストロフィーの
 ....
慟哭はどこから来たか?
慟哭は胃の腑の裏のあたり
身体の奥の奥の方から
何度も何度もやって来て ....
チェーンステッチで
四つ葉のクローバーを
刺繍した

クリイム色のやわらかなフェルトに
ひ ....


真実の森を彷徨っていると公言しているが、その実 森の木が枯れているのか繁っているのか覚束 ....
ならべならべ
はみださぬように
きれいにならべ

くちずさみながら君が
ならべるパンを買う ....

古い友達から
手紙が届いた
郵便事情の遅れで
32年ぶりに届いたのだ
郵便屋さんが
汚 ....
針を数えたか、と
父が言う
裁縫は針を数えることから始まって
針を数えて終わるんだと
わかっ ....
きみは僕に問う
僕が不条理を否定するようなことを言ったとね

僕は答える
ああ言ったよ
不 ....
大丈夫だろうか
大丈夫ではないのだろうか

つながりたいのだろうか、つながりたくないのだろうか ....
どこもかしこも豆板醤
爆竹弾けて踊る龍

そんなことなら豆板醤
炒めてしまえばうまくゆく
 ....

詩を書けばいいことではないか
悪口を表現してよ 君たちの 思う存分 
ナイフやペンを 僕は持 ....
二〇一二年の一雫が
左肩に落ちる

乾いた肩が ほら笑った
指で払った雫が
隣の肩にかかる ....
ああ

ある日の夕暮れ

心の中のラックを激しく壊す鉛の球

失われた記憶の糸が結ばれる ....
太陽を食べながら
冬晴れの冷気を泳いで行く
空に笑いかけて
わたしは噴水のように歌っている
 ....
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2012年2月29日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
皆殺しのトランペットTAT自由詩312-2-29 23:18
残像理来自由詩11*12-2-29 23:16
点描ことこ短歌912-2-29 21:43
妖怪腐れ外道6自由詩112-2-29 21:23
『知るということ』あおい満月自由詩4*12-2-29 21:04
age7たもつ自由詩712-2-29 19:27
心って複雑凪ぎ短歌012-2-29 19:26
今日分かった事たにい自由詩212-2-29 17:43
両手いっぱいにミネ自由詩2*12-2-29 17:36
天駆けるSeia自由詩512-2-29 15:58
硬直は誠実ではないwithin自由詩10*12-2-29 15:47
グーチョキパーあおば自由詩6*12-2-29 13:12
終末アラガイs自由詩6*12-2-29 13:10
大蒜と石鹸吉岡ペペロ携帯写真+...412-2-29 12:53
Silly Love Song浩一自由詩212-2-29 11:40
beroゆうと自由詩012-2-29 11:32
養護学校にて浩一自由詩4+12-2-29 11:25
昭和の悲劇 2自由詩212-2-29 11:17
チェーンステッチそらの珊瑚自由詩512-2-29 10:18
先導者……とある蛙自由詩8*12-2-29 10:00
パン屋見習い朧月自由詩212-2-29 9:59
ハングルはだいろ自由詩412-2-29 8:58
さまよう針そらの珊瑚自由詩712-2-29 8:36
僕的不条理HAL自由詩4*12-2-29 7:34
衒学渡邉建志自由詩412-2-29 1:38
小さじ一杯豆板醤灰泥軽茶自由詩8*12-2-29 1:26
君の、言葉番田 自由詩212-2-29 1:20
余計でもない一雫subaru...自由詩11*12-2-29 0:39
Song dedicated to the fall田無自由詩012-2-29 0:38
輝く日にただのみきや自由詩15*12-2-29 0:10

加筆訂正:
教室/理来[19:49]
後ろから四連目、二連目、最終連を訂正しました。
30rows, 1.03sec.