スルメイカは恐れおののく
干乾びた体を
焼かれて食われちまうんだって、私
私が彼に会いに行こうとすると
必ず何かがおこる
しかも私 ....
ここから見た景色 見果てぬ輝きに
旅は続いていく 足跡を残して
広がる空の向こう 流れる青い風
....
永遠に続く命
霊となって
生き続ける。
言霊の幸わう御国に
君と僕は生きる。
而して人 ....
ここはぼくのいる場所じゃない
だから余計真剣に事に当たる
じぶんの何かは分からないけれど
....
歯医者にいった
芸能人やスポーツ選手も来ている有名なところだ
副医院長は長瀬智也に似ていた
た ....
蝕 ある天体が他の天体の一部または
全部をおおい隠す現象。日食・月
....
ここにあるものはなんだろう
数字を必死で追いかけてるよそ
海の向こうの現実には無関係を装う
....
どっからどこまでがぼくで
どっからどこまでがわたしで
どっからどこまでがじぶんなんだろう
....
竹の林の中
尺八の音が聞こえる。
三味の音も聞こえる。
鹿威しの音がカタン。
全てを忘れ ....
手を繋いで
麓の公園に行こう
木々がある
川がある
きらめく日差しを浴びて
大地の ....
車が来るまで
苦しみが走る。
風を切ってさ、
また、とまる。
自分は話して
すっきりし ....
もしも車を降りて歩いた道になつかしさがあるなら
初めての土地だというのに二度と行かないというのに
....
雪もないのに
足が滑って
しりもちをついたら
青い空が
広がっていた
青い空の下では
....
みんな時々思うことがあるだろ
なんで自分は生きているのか
理由を求めて
東へ走ってゴミ ....
鏡のトリックで
あくびだらけの教室から
抜け出してやろう
外には黄色い球体が
呆れるほど ....
無痛でいられた頃
ただ手触りの良い毛布に包まっていた頃
こんな風になるとは予想もしていなかった
....
サクランボの余韻
朝はちぎって立ち上がっていった
急かされたガラスの小鉢は微かな花模 ....
疲れた風の日の
私は 眠りに落ちていく 言葉も
黒い 微かな 中身を
なくして
誰だろ ....
彼の部屋へ向かう途中
交差点で待つ車が五台すべて白い
わたしは脇のベンチに座り
タバコに火をつ ....
除隊
のどかな春の空の下
今は嘘のように静かな此処ら
気紛れな線を描いて
一対の蝶々が ....
非エサ系女子の隣が草食系
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