咲き誇る桜の下
舞い上がる花びら
煌びやかな装いの中
きみは静かに微笑む
いつまでも ....
ピアニカみたいな歌の彼女
彼女に振られたけど
心地よい悲しさだよ
心地よい悲しさ

心地よ ....


「空色のワゴンに乗ろう、あぜ道の綿毛を雲に届けるために」

三月の花の隙間に朧月 明日雨が降ればいいのに 人だ。

そいつは人なのに

純粋すぎるライオン

に似ているジュンさんだ。

ジュ ....
落ちる.

落ちていく.
落ちていく,自分が分かるのがイヤだ
すれ違うだけで
目を合わせる ....


本を閉じるように雲を抱え
糸くずのついた縫いぐるみに
兄弟の名を教える

のぞきこま ....
君に対して
誠実な言葉を口にすることが
できなくなったのは

君が僕を軽く扱うから

そ ....
起きる意味がない
あなたはそう言って眠り続ける
目がさめてもそこから
出ようとはしない 窓の内 ....
OKなの?KOなの?

あたしは十分ばかだから
あたしのもってるもの
ほとんど無駄なもの
 ....
廊下にある
黒板消しのクリーナーの台に
花も水も入ってない空っぽの
白い花びんがある。

 ....
金色の粒子が降り注いでそこら中
寂れた町も今日は暖かい
素肌の風が髪をさらう
息吹をBGMに
 ....
不幸になりそうな顔をしているから
不幸になったという説明が
発せられたために
皆が納得したおも ....
ドブネズミが

行き倒れた乞食の指を喰い千切る

ヤマトタケルを祀る社で

知恵遅 ....
「先輩可愛いです」

お世辞とは分かっているものの
同性の後輩に言われた言葉に
正直喜んでし ....

かれにはもう会わない
まなざしを交わすこともない
細いきれいな指を見ることも
はき出す紫に目を細め ....

扉が
しずんでしまう前に
瞳をひらく
決意をしよう

内に
あふれる
海原をのがれ ....
干からびた革の装丁に
そっと手のひらを添わせ
花びらのように軽い
ページをくるわたしの内奥に
 ....
{引用=
約束の時間に間に合う為に道路に飛び出してきた子猫を轢殺す
目の前の死にそうな人間を救う ....
ぼくらあまりにもユメ見がちなせいで
いつしか静かにひびが入ってたんだ
この世界で二人だけのような ....
山の麓、谷間の果てる所に家はあり
冬場はいつも風花が舞っていた

ストーブは子供の役目で
お ....






 爽快おにいちゃんがパンツを流した 快進撃おとうとも
 パンツを流れる 飛 ....


砂漠の昼
降るはずのない雪が
乾いた砂を覆い
静かに静かに降り積もる


大人は ....
新雪の上にあし痕をつける代り鮮血を垂らす
雪の原(畑で可)に裸の女3人をしゃがませる
1の女は経 ....
赤色のじゅうたんのうえを靴音をしのばせながら歩く。

五歳のポールは早くも昨日の夜からカルナヴァ ....
終わりのない貴方の肌を必死に捕まえようと
夜が明けてしまう前に 癒されない 私は
時間は無垢であ ....
君と初めて会ったとき
あたしの顔を
しっかりと見つめてくれた

とても新生児とは
思えない ....
炬燵の常夏で猫は寝ている
ここ2、3日の寒の戻りに私の厚着より彼女は薄着だ
居間の空気は停滞して ....
それは嘘かもしれない
いや、
本当かもしれない
まさか、
嘘でしょ?

じゃあ、心に聞い ....



光のない部屋で

草木は頼みもしない花を咲かせ

ほころびた香りが鼻先にまとわり ....
赤い水玉模様に抱いた
未だ物心もつかぬ幼児の
ばたつかせる手が拭う
白粉の下に隠れた象皮に
 ....
灰色だったアスファルトがあった
鉄道への彼女の声を聞いて
走る道の脇を専門学校へと歩いた
スポ ....
まだなにもしらない19(じゅうく)知ることのあまさといたみを覚えた20(はたち)


1時間毎 ....
一輪の しおれた花を 握りしめ もう訪れない 春を思う



確かに僕らは家族でした 証明 ....
 不完全な僕たちは
 その間抜けなF音に縋って
 つま先の置き場に困っている。


(飛び ....
故郷に森があるならそれでいい海の樹海の小さな街だ
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2010年3月27日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
Bend My Knees寒雪自由詩010-3-27 23:19
ピアニカみたいなグミぽこぽこへッ...自由詩3*10-3-27 23:16
station wagonことり ま菜短歌210-3-27 23:05
花見朱印短歌110-3-27 23:00
ラッキーライオンボーイおかず自由詩110-3-27 22:53
崩れ去る代名詞.らぐ自由詩110-3-27 22:52
空を折るには指がたりない砂木自由詩4*10-3-27 22:42
kauzak自由詩12*10-3-27 22:39
ゆるやかな朝朧月自由詩110-3-27 22:31
ヤンキーアサリナ自由詩2*10-3-27 22:00
花びん山岸美香自由詩3*10-3-27 21:40
休日やや自由詩2*10-3-27 21:22
オンコットa自由詩110-3-27 20:34
ラヴソング蒲生万寿自由詩010-3-27 20:17
照れ屋ありす自由詩210-3-27 19:47
いくつもの嘘はるな携帯写真+...110-3-27 18:28
千波 一也自由詩4*10-3-27 17:09
ネオンと抑圧瀬崎 虎彦自由詩5*10-3-27 16:11
鸚鵡返し高梁サトル自由詩7*10-3-27 11:53
世界森本隼自由詩010-3-27 10:15
風花西天 龍自由詩11*10-3-27 7:16
おパンツ伝説 ムレムレの章ヨルノテガム自由詩110-3-27 6:53
White Snow寒雪自由詩110-3-27 6:30
雪の朝のコンポジションsalco自由詩6*10-3-27 4:41
ピエロに扮するポールメチターチェ...携帯写真+...3*10-3-27 3:36
叶わない願い桐谷隼斗自由詩110-3-27 2:22
娘よ森の猫自由詩8*10-3-27 2:16
Un réaliste (3月25日生活分)salco自由詩1*10-3-27 1:45
風に唄えばOz自由詩210-3-27 1:41
悲しみよこんにちは唯視自由詩310-3-27 1:32
道化古月自由詩2*10-3-27 1:18
目の黄色番田 自由詩010-3-27 1:10
むっつ、夜中のうたはちはちよん短歌3*10-3-27 1:07
遠い春ミツバチ短歌7*10-3-27 0:31
不完全な僕たちは亜樹自由詩110-3-27 0:13
懐郷病きらく短歌210-3-27 0:01

加筆訂正:
大鉄道旅行時代/片野晃司[22:06]
縦書きに変更
雪の朝のコンポジション/salco[05:01]
漢字をひらがなに訂正
36rows, 1.06sec.