小さな星が僅かに光る

近未来的な都市で

黒い煙に包まれて消える

電話の向こうで話す ....
海原を望める楼閣から
富士を眺めていたその人は
貴人の家宰だった。
相模の山中の湯屋で
騙し ....
 柄谷行人によれば、ハイデガーの反ユダヤ主義は「反国際的金融資本主義」であって、それは古典派の理論に .... いつか夢を見ました
キンモクセイの香る
穏やかな季節で
私は大好きな貴方と
肌の触れ合いを
 ....
この感情を伝えたい この思いを伝えたい
目の前にいるこいつらに伝えたい
こいつらを通して もっと ....
なんだか淋しくて空を見た

ダークブルーの空に
魚がいた

風が吹くと
魚は消えた

 ....
              090923






萎びた地球に
問うてみた
 ....
月が二つもあったら
なんだかちょっとくどい
コップで掬って
揺らして遊んで眺めてやる

星 ....


あぁ 上っ面が滑っていく

君に言われた一言で
波にさらわれてしまった
遠く沖へ
 ....
夜道の街灯は、気だるそうに、ねじ曲がっていた。
ぼくは夜道の街灯に、こんばんはと挨拶をするけど、ま ....
遠ざかっていく
7号線は直線
夜道の逃亡には
最短距離

妻が遠ざかる
我が子が遠ざかる ....
砂浜で

きみとぼくは
ふたりで座っている

ぼく以外のひとを想ってるきみと

きみのことしか考えら ....

僕だって泣きたいよ

いまの状況が分からない

好きなんだ

タイミングが分からない ....
今この星が消え去っていくような
そんな僕等の夏

通過点に過ぎないとしても
その足跡は消える ....
視力が0の後に小数点、また0
もう検査もしてもらえないぐらいの不良品ですので
眠る前(消灯)、
手を ....
即席麺みたいに茹でられて

ぬめったまま口へ運ばれる

舌でもてあそばれた挙句

結局な ....
脚を組み壁をにらみ続けている綺麗な人
何かを時折叫び壁を蹴る

コーヒーに口をつけたのは
私 ....
もしかして人間は欠陥品かもしれない
逃れようない自分の
ひとつサスライ
穏やかな日も
どこか ....

「僕は生まれるまえから窓のない部屋に住みたかった。
 落日の骨は終わらない記号のなかに消えてし ....
横断歩道をわたる秋の風

黄色いフラッグが揺れる

報われない悲しみなんて

この宇宙に ....
アイムテスター オア トースター ダメだったーたら バケラッタ
うどんとかどうよ。いらなくね?いや ....
日焼けしたノートを化粧水に浮かべたら
ゆっくりとしずみまして
鉛筆がしみこみケシゴムでは消せなく ....

のびやかな風の指先が
大地のたてがみを
慈しむように撫でつけると

さわさわと歓声をあげ ....
今年の夏 失った夏
今年の夏休みは雨が多かった
言葉に出来ずにケジメをつけた
テメーに言われた ....
{引用=
産院で生まれた赤ん坊の毛はやわらかいです
その傍らでは、生まれない子を待つ若い夫婦がい ....
 

過去の自分に 縛られて

身動き出来ない 時もある


過去の自分を 消したくて

嘘を ....
8時35分の朝
○年○組はいつものように
入口も出口もなくなって
わたしたちは起立したまま
 ....
赤信号は点滅していた。
 
 注意して渡れ。

アルカディア盆地、縦断する自転車。
 
 ....

晩夏がこっそりと
私にかけた、風邪

現実と現実じゃないところを行き来する間
畳から忍び ....
今日の僕に僕は出会わず、明日に向かおうとしていた。

目を覚ましても、布団から出ずに。目を明けな ....
僕は反芻させられる
声を 手にとって
腕に書こうと思う 働くことから
ペンを取って

ある ....
鉄柵の中には日々が誰のものでもない 保健室を通過したのは陸上部員のガラスの瓶を消毒液の向こうが 溶け .... 暗闇の数珠を巻いて歩きゆく
白装束を、残る、
黒色の、自分の目に
中に、紅色の
消えていく、 ....

第三次世界大戦の最中に生まれました。名前と性別はありませんが血液型はB型だと聞いております。真偽 ....
JR秋葉原駅の構内の一角に
それはあった
構内といっても
線路の外側のはずれの空き地
駅員も ....


呼吸ばかりしていると部屋の中が夜になった。わずかに浮かんだ思考が次々と途切れていった。モノた ....

かならず 
抜け出してみせる
それが
やすぼったい紙ひこうだろうと
この手で とばすだけ ....






精神の欠片の中に迷い込んだ羽虫が悪いものを喰って死んだ、そいつの死骸がだんだ ....
{引用=人類は、まだ生まれたばかり}


時の口がガラスの乳房にぶら下がり
刻々と私の砂丘は ....
3ヶ月前



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2009年9月23日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
黒い空の下では今日も少年は掴み取る為に走り続けるこめ自由詩1009-9-23 23:58
江戸の楼閣ーすけきよのこー……とある蛙自由詩9*09-9-23 23:48
金融からの帰農? 反ユダヤ主義とネゲブ開拓A-29散文(批評...009-9-23 23:46
秋の夢ミツバチ自由詩6*09-9-23 23:37
おれの知らない宇宙夜明けまえの...自由詩009-9-23 23:05
まやかし舞狐自由詩3*09-9-23 22:39
おひとり戦記あおば自由詩5*09-9-23 22:11
いとしい葛西曹達自由詩209-9-23 21:01
のっぺらぼう美味自由詩009-9-23 20:02
うつろなきぶんmad.ra...自由詩009-9-23 19:56
インターチェンジsnowwo...自由詩109-9-23 19:25
夕焼け風音携帯写真+...709-9-23 19:22
ぬくいcass自由詩2*09-9-23 19:19
足跡ark-ey...自由詩109-9-23 17:02
消えてしまうからあなたに訊きたいあぐり自由詩7*09-9-23 16:11
こ・む・ぎひとなつ自由詩1*09-9-23 14:43
マジックミラーの向こう側で暗闇れもん自由詩009-9-23 14:16
日々欠陥sya自由詩109-9-23 13:46
落日の骨e.mei自由詩2709-9-23 12:36
吉岡ペペロ自由詩409-9-23 12:15
パラマもう貴方は元気にならなくてもいいよキリギリ散文(批評...209-9-23 10:44
幻想ここわさわ田マヨネ自由詩209-9-23 10:39
実りnonya自由詩6*09-9-23 10:15
海猫の詩(うた)TASKE携帯写真+...209-9-23 7:56
白と黒 そのあいだにある色彩リーフレイン自由詩209-9-23 5:15
‐夜明け‐‐弘‐携帯写真+...1109-9-23 4:59
めだかのがっこう夕凪ここあ自由詩1009-9-23 3:21
こちら、アルカディア盆地、縦断する自転車、状況は、やや不調。ブライアン自由詩109-9-23 3:03
晩夏に美味自由詩109-9-23 2:27
休日。狠志自由詩209-9-23 2:21
取ったペンを手に番田 自由詩009-9-23 1:39
女の子、のグラウンド自由詩009-9-23 1:38
葬儀、草原としての自由詩009-9-23 1:37
拝啓、alice.散文(批評...109-9-23 1:27
言葉のない世界2 (秋葉原にて)ばんざわ く...自由詩5*09-9-23 1:18
rapture of the deepあすくれかお...自由詩2*09-9-23 1:12
黎明/Airport limousin月乃助自由詩4*09-9-23 1:07
混濁する変質のミックス、鼓膜を欠く蛇の剥き身からの血液の模様ホロウ・シカ...自由詩1*09-9-23 0:44
薔薇の衣を纏って眠るさなぎ達のための詩瑠王自由詩5*09-9-23 0:43
ハイプの俳人(誰もがあこがれる、リーマン生活♪)…♪ひとなつ自由詩1*09-9-23 0:13

加筆訂正:
サグラダファミリアにぶつかって/こめ[23:55]
ご指摘有り難うございます。修正させていただきました。
三六水害/西天 龍[12:08]
数字を訂正
「私」という包み/ゆうか[01:00]
加筆修正
40rows, 1.03sec.