ねえ、キミもためしてみてよ
....
灰色の街に
俺たちの轍が
友情はぬるくて
裏切りのまえで
アルコールのはいっ ....
月の瞳に
海が映るのか
海の鏡に
月が潤むのか
旅立ちはいつだって
こんな夜の、ブ ....
この世にある唯一の「絶対」
{ルビ絶対=・・}に永遠というものは存在しない
その他のものは全て偽 ....
水面に爪先から降りる人に
絵に描いたような翼は
?無い?
静かに波紋を拡げ
音も無く沈む ....
世界に伸ばした付箋をつなわたりする。
((私、空洞、私、不安定、私、壊れかけた、
私、影 ....
高い声でしゃべる少女
それはあたしだったかな
それともあなただったっけ
いつつ数えて
....
明け闇に稲妻
白い栞のように
風は慌ててページをめくる
朝を探している
朝
井戸に ....
風が砂塵を巻き上げて
ラクダのお目目に砂入れた
ラクダの大きなお目目から
一滴涙が落ちてった
....
すぐにでも
手を離せるのにベランダの
手摺に祈るは
「わたしに意味を」
空を ....
叶わない思いなら、
最初からなければ良かった。
誰にも何にも執着したくない。
水のよう ....
大体前からセックスするなりゃ犬派じゃなけりゃな、と考えていた。
記憶から滲み出た階段は死ね ....
ふいに明るくなった?
街角で空を見上げると
ぼくの姿は小さい。
数段にかさなった雲がちぎれて
やがてあなたのところに届く
そうして同じ雨を降らすの
目に映 ....
髪と声をほどきひもとき
あなたから生まれ出るものを
得ることなく得ようとしている ....
胸躍るにがさに紫倒れる傘さして
どこでもない道歩くとき
行く手をさえぎる風圧が
わたし ....
なでしこの花が
空のなかを、めぐる
そして空は
{ルビ紅=べに}色になる
雲は赤に
魅せら ....
百日紅
こうず まさみ
激しい色ではない
長梅雨の間に ....
動かない
今の今まで動いていたのに
在る...
居るでなく在る
置いてある...
人が置い ....
なにかが欠けていたのだろう
あなたに伝えること
いま
全裸を隠そうとしている
この月のよ ....
{引用=
めちゃくちゃに頭がキレるのにひとつだけ
熟語の読み方を間違えている友人がい ....
そこは空かと問うたなら
鳥はきれいに黙して
はばたく
そのたび言葉は
空から遠い ....
・
家を出ると
道端に
無数の舌が落ちていた
赤信号が
誰ひとり停められなくて
....
ページをめくれば
ほら 其処は
現実と幻想の入り乱れた
混沌とした世界
ページをめくれば ....
パキンと空が割れたから
鳥は飛べなくなった
ツトツト水が踊り出す
水のない川で
私は部屋 ....
昨日見た夢 不思議な夢
透明な存在のお婆さん
世界と一緒に居たくて
レモン汁絞って
世界を沈 ....
海が近いことを知り
かなしみをさまよい
また生まれては
消えゆくものの儚さは
通り雨のように ....
あ いして います
い つか 逢える日を信じて
う やむや な こころ に
え いえん を こ ....
この空の向こうに
一体何がある?
空が
きれいです
海を越えて見る世界は
新しい風の匂いと
爽やかな空の青が
生きています ....
かすかな声でなぞる
あれは面影
うらの林のすきまからみえた
私の亡霊
沈むことのできない舟
....
その時は まだ
その感情を
愛なのか 恋なのか 友情なのか
信頼なのか 尊敬なのか 興味な ....
いつかくるとわかってた
きてしまったものは
過ぎてしまったことは仕方のないこと
....
日が沈んで暗くなった空に
一等先に光ってる
あれが金星だよ
そう言うと
君は
そんなの ....
想うことでしか
満たされることのない
言葉のすき間を
こっそりと埋めている
夜のからすが
....
壊れなかった夜に
あなたの乳房の中で
浅い眠りに落ちていったのさ
どうしたって壊れなかった夜に ....
さあ 岸を出よう
この小さなボートで
群青色の森を
暗闇が侵し始めたら
....
折れそうなわたしを映す
動かない鏡
何も考えない
何も考えてくれない
折れそうな ....
誰もが思いつく言葉を
口にしてしまったらおしまいだ
あんぐりと開けた口に
飴玉を放り込んだ ....
コンクリートに埋め立てられたての土手は足跡がつくから
わたしはそこに猫ちゃんを置いてお ....
甘ったるい芳香
胸を食い破る愛撫に近い
洋ナシの
妄想の
うつつを運ぶ
くるくる惑う
....
花屋の娘に恋をして 妻に花束を買って帰った
なにも言葉を 落とせそうにない口を ありがとうの ....
晴れた日に
テレビゲームをしていたら
外で遊べと言われ
公園でサッカーをしていたら
ボール遊 ....
眠らない街に迷い込んだ。
極彩色の光が淀んだ空気に鈍く映る。
目を覚まさない空を見上げた。
止 ....
ゆめのなかでさえ
あのひとは後ろ姿で
いつだって
後ろ姿で
ゆめのなかでさえ ....
机を叩く音が
緩やかに
固さを帯びていくための、
そのプロセスの一環として
私の右手の ....
朝、青空が落下する。
二階の窓からデモ隊は逃走する。
<Let me be taken, let ....
夜な夜な吹き上がる怒りは何だろう?
現実の仮面を外した時
押し込められた感情が
吹 ....
今まで黙っていたけど僕はイケメンです
突っ込まないで下さい 突っ込みは後で受け付けますから
皆さ ....
蝉が7年地中に居る間
僕はその上を這うように生き延びて
美味しい場所を探しては
コソコソと移動 ....
空に散らばる
こころたち
鏡のように秋ひかる
テーブルのうえで
キスをしたの ....
あの青は知っているのだろうか
大海の向こうの優しさを
国境を越えた憎しみを
アスファルトに ....
かつて潔く閉じた手紙は風を巡り
伏せられていた暦が息吹きはじめている
朽ちた扉を貫く光は ....
一日の終わる校舎のチャイム。
毎日、毎日。
チャイムは永遠に鳴り続ける。
僕たちは ....
あなたは
きえそうなひかりのまえで
手をかざしている
胸元から
オイルの切れそうなラ ....
ひと夏のあいだ
あおぎ続けていた団扇
骨だけになって
白いプラスティック
手に馴染んできた
....
砂時計の砂は落ちる
落ちる
落ちる
やがて砂は無くなってしまう
またひっくり返す
落ちる
....
2007年9月1日
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
思春期シガレット
渡 ひろこ
自由詩
6*
07-9-1 23:57
灰色の街に
吉岡ペペロ
自由詩
1
07-9-1 23:53
「フロンティア・ブルー」
Rin K
自由詩
29*
07-9-1 23:27
祈り
度会沙生
自由詩
1
07-9-1 23:27
目撃
酸素の枷
自由詩
2*
07-9-1 23:16
がんばれない
なつ
自由詩
0
07-9-1 23:03
表裏
ひめと
自由詩
1
07-9-1 22:52
彼女は一冊の詩集を抱えて
ふるる
自由詩
26*
07-9-1 22:50
砂漠の夢
亜樹
自由詩
6*
07-9-1 22:03
ベランダ
三条
短歌
3
07-9-1 21:51
果て。
有邑空玖
自由詩
0*
07-9-1 21:45
セックスするなりゃ犬派でなけりゃ。
菊池ナントカ
自由詩
2*
07-9-1 21:16
クローズ・アップ
吉岡孝次
自由詩
1
07-9-1 21:10
スター
ku-mi
自由詩
8*
07-9-1 21:01
夜めぐる夜 Ⅱ
木立 悟
自由詩
5
07-9-1 21:00
逃げ切れない
ふもと 鈴
未詩・独白
0
07-9-1 20:56
紅色ラプソディ
ゆうさく
自由詩
4*
07-9-1 20:24
百日紅
肥前の詩人
自由詩
0
07-9-1 20:20
死
度会沙生
自由詩
1
07-9-1 20:08
月蝕
乱太郎
自由詩
19*
07-9-1 17:57
おっぱい
れつら
自由詩
3
07-9-1 17:42
届かない空に
千波 一也
自由詩
18*
07-9-1 17:25
こわいはなし
吉田ぐんじょ...
自由詩
25
07-9-1 17:21
百科事典幻想
明楽
自由詩
0
07-9-1 17:19
ライオンの卵
〃
自由詩
1
07-9-1 17:19
昨日見た夢
〃
自由詩
0
07-9-1 17:19
よかった
小川 葉
自由詩
2*
07-9-1 16:56
50に届かない約束。
哀詩
自由詩
6*
07-9-1 16:52
果てしなき
風音
携帯写真+...
2*
07-9-1 16:32
刹那
見崎 光
携帯写真+...
2
07-9-1 15:43
みちのり
こしごえ
自由詩
12*
07-9-1 15:34
名づけ
ウデラコウ
自由詩
2*
07-9-1 15:19
お母はん
くるす.wh...
自由詩
1*
07-9-1 15:19
ルミ
亜樹
自由詩
1
07-9-1 14:48
鳩の幸せ
小川 葉
自由詩
3
07-9-1 14:33
くちなし
虹村 凌
自由詩
7*
07-9-1 13:57
■■ a little boat 2 U 君行きボート 七夕の夜に ■■
じゃんじゃっ...
自由詩
0
07-9-1 13:43
鏡
悠詩
自由詩
1*
07-9-1 13:41
僕らが生きたということを
ゆうと
自由詩
2*
07-9-1 13:14
猫ちゃんちょっきんな
友里納
自由詩
1
07-9-1 12:25
mono
ICE
自由詩
2*
07-9-1 11:25
素晴らしき哉 人生
北大路京介
自由詩
11*
07-9-1 11:14
大人たちの遊び
ぽえむ君
自由詩
9*
07-9-1 10:55
『化石の街』
東雲 李葉
自由詩
2*
07-9-1 9:12
秋風の朝
風音
自由詩
4*
07-9-1 8:13
えんぴつ
山中 烏流
自由詩
4*
07-9-1 7:32
過ぎる夏の歌
んなこたーな...
自由詩
1
07-9-1 6:44
夜の魔力
森川仁司
自由詩
1
07-9-1 4:35
重大発表
新守山ダダマ
自由詩
3
07-9-1 3:56
蝉
仄
自由詩
0
07-9-1 2:53
愛なんて言えない
吉岡ペペロ
自由詩
0
07-9-1 2:39
夏気球
アズアミ
自由詩
5
07-9-1 1:49
日付を打たない手紙
藤丘 香子
自由詩
63+*
07-9-1 1:47
学び舎。
狠志
自由詩
1
07-9-1 1:35
凪
はな
自由詩
31*
07-9-1 1:13
夏の骨
木屋 亞万
自由詩
3*
07-9-1 0:50
時間の速さ
OLGA
自由詩
0
07-9-1 0:15
加筆訂正:
騒魂歌
/
しろう
[17:58]
ちこっと修正。
究極の居残り 〜 または いけにえの準備は出来た
/
猫八百
[15:04]
「ご無体や」→「ゴムタイヤ」言葉遊び中止
究極の居残り 〜 または いけにえの準備は出来た
/
猫八百
[15:02]
廃校のイメージが出てないのに苦心して、何度も書き直し
連鶴
/
悠詩
[02:13]
「捉え」→「捉へ」、「神有月」→「神在月」と致しました。
57rows, 1.09sec.