「責任」なんて言葉投げつけて僕にあたる君
溢れる涙を止められないで 明けない闇の空を眺めた
....
僕は両手を空に掲げる
太陽が堕ちる 月が逃げる
黒い雨が降る
僕は祈りを天に捧げる
雷鳴 ....
もしも私の命が先に果てるようなことがあったら
朽ちた肉の塊を足元に埋めてください
やがてそれは大 ....
お椀、あるいは自分
夢から覚めた状態の 麻痺した思考。
うつぶせの規格外思考
反射する先導者の ....
星の瞬きに誘われて
その暗闇に手を伸ばす
そこにあなたの光があるのだと思うと
切なくなって ....
くものなかのくもが
くもでくものいとをつくり
くもはくもにあみをはり
くもはあみのなかの
く ....
どうにも眠れない
長い夜の底で
水だけが減っていくのに
どうにも眠りがやって来ないので
ぐる ....
部屋で穴を見つけた
それは模様替えで移動させた
タンスの後ろにあった
人差し指の第二関 ....
私は旅人…。
自由で何にも束縛されない…。
風の中に私は生きる…。
光の中に私は生きる…。
....
雑多な日常に溶け込む空虚な日々
遇吟はあらかじめ空気を過熱しなければ思い浮かばない
心気を砕いて ....
こどく な 葉 が あつまる ように できた こころ
笛 が こころ に なみ を たてるよ
さ ....
デート中
予算オーバーなりかけで
ふと見つけたATM
そこですかさず金下ろす俺
1.
海底にねセ氏120度の温泉を噴き出す海底火山があってね そこにはまっしろな蟹が住んでるん ....
メールのときは
すぐに
「好き」って
言えるのに
電話だと
その一言が
恥ずかしい
....
オレンジに染められた
夕立の街はドラマチックだった
そのくせ登場人物は一様で
傘を ....
暗闇
フワフワした毛並みが心地よい
触れた手にまとわりつき
冷えた体に温かさをくれる
強 ....
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