[309]一番絞り[2004 09/24 11:04]★1
で、自分たちもその「彼ら」の一部であり、ゆえに辺見庸のいうところの「私のファシズム」を見つめる目が決定的に欠けているんだよ。
自分たちだけは「彼ら」とは違う特別の存在だと最初から決め付けている。自分たちの内部にもファシズムがあるとは夢にも思わない。自己批判がないという構造。これは、規模こそ違うけども、中国共産党やロシア恐怖政府やアメリカ狂人政権とまったく同じ構造なんだ。つまり、かれらの言説は「思索」ではなくて「党派的な闘争行為」なんだ。そんなところから深い洞察が生まれるわけでもあるまい。それどころか、自己正義の闘争に勝つためにはどんな論理のねじ曲げでもやりかねないし、自己欺瞞など屁とも思わなくな
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