[644]もぐもぐ[07/14 12:12]
戦争観(全ての国家が合法的に戦争を起こしうる)をとった上で、「勢力均衡政策」を採用することであった。これは典型的には、各国の勢力を均衡させておき、二国間で紛争が起こった場合には、バランサーである第三国がその時々でどちらに味方するかにより決着がつくようにしておく、という形を取る。バランサーである第三国の意見が固まった段階で、戦争してもおおよその勝敗は予測できてしまうので、無駄な戦争が避けられるということになる。
「勢力均衡政策」の短所は、バランサーである第三国が不介入を決めた場合に、二国間の紛争を防止するものが何もなくなること、ある国が軍事力増強を望んだ場合、勢力均衡の観点からは他国の方も軍事力増
[次のページ]
戻る