[644]もぐもぐ[07/14 12:12]
てしまうことになる。
3.においては、暴力を防ぐための仕組みである国家自体が未だ存在していないので、その暴力の発生は、その国の中だけではいかにしても防ぎようがない。
外国の勝手な介入を認めるのもまた問題がある。冷戦下のいわゆる「代理戦争」のように、特定勢力を外国が支援し続け、そのために紛争自体がどんどん激しいものになっていく、という場合もありうる。またベトナム戦争のように、外国が支援の域を越えて、自ら軍事力の行使に参加してしまうような場合もありうる。
現在の所ほぼ唯一確立された手法は、外国や国際機関による対話の仲介・斡旋である。ベトナム紛争におけるフランスや、パレスチナ紛争における米国のよう
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