[448]もぐもぐ[07/11 05:59]★1
その任務に当たることができるのか、という問題である。これは国内的な執政者の正統性の問題であって、多くの場合、正統性の保証のために、その「くに」の中で漠然と高い権威をもつと考えられてきた誰かが、正式に、新しいその執政者に執政を委ねることを宣言する、という形を取る。ある者が正統な執政者と認められるためには、常にこのような形で何らかの儀式が必要になるのである。(完全にこのような古い権威から断絶する、「革命」のケースにおいては、人民集会の形が取られる。)これは基本的には、本当は誰でもいいはずの執政者に、何故その人がなっているのか、ということを正当化し、お墨付きを与えるために、あえて古い権威に依拠するという
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