【批評祭参加作品】 現代ホラー映画50選(1)/古月
整合性を取るために制約があるので展開がおとなしくなるね。それならそれで大量虐殺にシフトチェンジするとかやり方があったと思うんだが。
3.『インプリント 〜ぼっけえ、きょうてえ〜』
なんとなく三池崇史から一本入れておかねばならないような気がしたので、これを。あまりの内容にアメリカでは上映禁止になった(なんでだろ)という話題性もさることながら、映像的にたいへん美しかったので。
ビリー・ドラゴ演じる記者(主人公)は、小桃という芸者を探して岡山の浮島にある遊郭を訪れるのだが、そこで恐ろしい物語を聞かされる……というお話。なんか日本人の中に外国人が一人という図は、『陰獣』のブノワ・マジメルもそ
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