【批評祭参加作品】 現代ホラー映画50選(1)/古月
 
・イングランドに生涯フレディを演じてほしかったが、そうもいかないのかな。やはりこういう俳優の個性が強く出る殺人鬼はリメイクには不向きだな。『キャンディマン』なんかもトニー・トッドのイメージが強すぎて難しいだろうと思う。


6.『キューブ』
かなり有名なので、あえて語る必要もないかもしれないが、いちおう。
目が覚めると謎の立方体の中に閉じ込められており、上下左右6方向には扉、扉の向こうにはまたそっくり同じ立方体……ここはどこ?という映画。シンプルなセットとキャッチーな設定、そして残酷なトラップが話題を呼び、大ヒットした。
どうやって脱出するか、という知的な興味や派手な仕掛けで物語を牽引
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   グループ"第5回批評祭参加作品"
   Point(8)