04/28 03:13
北村 守通
いや、色々死にかけた経験はあるんですがね。
今日はそのうち本当に死んできたお話。
小学生二年生の頃、夏に潮干狩りに行ったんです。
で兄と一緒にゴムボートで遊んでおりました。逆さにしたゴムボートに乗って、それを兄が泳いでひきづり回してくれたんです。
面白かったんで、一人でもそれして遊ぼうとしました。そしたら、動力がないので大変。
疲れたんでおりました。水の色は濁ってわからない。そしたら、そのままストーン！
足がつかないわけです。まだその頃は泳げません。陸地と水中が入れ替わるたちかわる。声も出せない。
で、ふと下見るともう真っ黒。それと目が合った瞬間意識を切りました。
不思議なもので、吸い込まれました。
しかし、本当にたまたま近くを漁船が通りかかって私は救助されました。
息してなかったらしいです。(ここからはマユツバ)人口呼吸できる人もいません。でも車で病院に運ばれる最中、その道がまた悪い道で、ガタガタ揺らされるうちに、水を吐き出しはじめたそうです。
で、息を吹き返してしまいました。
その事件の後に、水泳を始めました。で、気がつくと二年生で500m泳げるようになってました。だって、水場で何があっても、北村家には助けてくれる人はいないことが分かりましたからね。
いや、死ぬかと思った。 それではまた次回。
次回予告『何度も夢を襲う白い軽トラの怪』