2004 09/13 16:58
いとう
推敲について。
推敲は、どれだけやってもやりすぎることはないと思っています。
推敲して悪くなっていくのは、
推敲することが悪いのではなく、推敲の仕方がまずいのでは?
推敲は、言葉や表現を変えていくことではなく、選択していくことだと考えています。
残す残さない、を選ぶこともあるし、
そういう意味では、長時間推敲した結果が、何も変わらないことも、ある。
初稿のダイナミックさ、新鮮さが推敲によって失われるという意見もときどき聞きますが、
それは、それらを失うような方向で推敲してしまっているからだと思います。
そういう感覚を残すような推敲もできるし、
やりかたによっては、推敲によって、より鮮やかにすることも可能です。
というより、そのために推敲があると思う。