サイト内の作品やひとことダイヤリーで詩とは何か感じたこと[57]
2024 03/16 19:41
朧月夜

秋葉竹さんが復帰して……個人的にはyatukaさんなどにも復帰してほしいのですが。
詩は……それは、軽く見られるものでしょうさ。欧米では、詩は小説の見本市のようなもので、一生続けるようなものではないのです。
ですが、日本の伝統は違う。
(欧米では、本とは個人が買うものではなく、図書館が購入するもので、庶民は図書館から本を借りて読む、という慣習が根付いています)
わたし自身は、その伝統に反したいとは思いつつ、昨今の動静を見ると、詩が一生ものであっても良いのではないかと思ったりもしていて(売れたいなら、面白い小説を書くべきです。日本は資本主義社会なのですから)。
詩を書き続ける……ということに、わたし自身は納得していませんし、詩を(自己表現を)綴る者たちのために、小説家や批評家に、やがてはなるべきだと、詩人の存在について思ってはいるのです(後世の評価を待つだけ、というのはズルいと、思いませんか?)。
ですが、生涯詩を書き続ける詩人もありなのかなあと……これはわたしの妥協です。
詩、という表現形式を選んだ自分を、愚劣だったとわたし自身は思っています。儲かりませんからね。ですが、それでも、それでもなお詩を目指す……という人は、一貫してわたしの尊敬する対象です。

体調最悪ですので、異論があっても応じられないかもしれません。もっとも、わたしはそもそも論戦が嫌いですが。異論があれば、体調と時間が許すときに対応させていただきます。

なんというか、片野さんが、このサイトを作品を発表するサイトではなくてSNSであると表明したときに、わたしはかなりの反発を感じたのですが、今ではそれが正しかったのかも? とも思うのですね。事実「文学極道」などは憤死したわけですし……。何が後になるのやら先になるのやら分からない現代なのですし、それを面白いと思うのでなければ、詩人(という儲からない存在)としてあり続ける価値はないのでは? と思います。

(異論があれば、体調の許す限り応対はさせていただきます)
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