サイト内の作品やひとことダイヤリーで詩とは何か感じたこと[124]
2024 04/05 21:32
ハァモニィベル

おぼろんさん曰く
  「アインシュタインは孤独ではなかったと思いますよ」
というのは、一応、反論というか反証のつもりなんですかね。

私が、アインシュタインも孤独だった、と言ったので(笑)

だとしたら、もう少し反論の仕方を緻密にできませんか?

私が言う「孤独」の意味を、充分深く探求した上で、私がどういう意味で言ってるのかを、
貴方なりにきちんと解釈を示した上で、アインシュタインの場合は、私のいう孤独には合致しないと、
そういうふうに反論するのが、知的でかつ誠実な反論の仕方ではありませんか?

で、貴方が「アインシュタインは孤独ではなかった」と言う根拠というのは、
次の二点があったから、だと言ってますね。
「評価」と「親しい交流」があったからと。この二つがあれば、その人は孤独ではない、とね。
そんな風に、人間の《孤独》というものを単純に考えちゃえるヒトなんだな、と貴方の事を思い知りました。

次の言葉は、広く知られてるアインシュタインの言葉です。


「人は海のようなものである。あるときは穏やかで友好的。あるときはしけて悪意に満ちている。
ここで知っておかなければならないのは。人間もほとんどが水で構成されているということです。
ベルリンでも何も変わりがありませんでした。その前のスイスでも。人は生まれつき孤独なのです」


アインシュタイン本人が仮にこう言わなくてもね、
そもそも人間というのはもともと本質的に孤独な存在なんですよ。
そう感じないで誤魔化して生きられるヒトもほんとうに孤独じゃないとは言えないでしょう。シアワセというだけでね。
また、強い孤独に耐えられない心が卑弱なヒトもいて、その場合はフコーでしょうが、そういうヒトも私の視野に入ってはいません。
孤独を感じながらそれでも豊かな心で生きられる人が極僅かですがいるわけです。私が孤独だと言うのはこの第三の人たちです。

アインシュタインの言葉をもう一つ引用しておきましょう。


 「私は今、孤独の中に生きています。若者には苦痛だが、成熟した人間にとっては、甘美な孤独の中に」


さて、「アインシュタインは孤独ではなかったと思いますよ」と言う おぼろんさん。ぜひ彼の言葉にも反論してください。

私の使った「孤独」が、孤高という言葉に近いことは、おぼろんさんには想像も付かなかったのでしょうね。
人の言葉を自分勝手にしか読み取れず、<わからない>のだから。
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