Youtube配信スレ[98]
2023 04/23 08:19
ハァモニィベル

片野さん、昨夜は長時間お疲れさまでした。
拙詩を丁寧に朗読していただき有難うございました。

これまでネットでコメントをもらう事は多く何度も経験しましたが、
そこで《読み手と出会うという経験》は一度もありませんでした。
ところが今回はじめて、自作を朗読してもらうという経験をしてみて、
書き手として《読み手と出会うという経験》を初めてしました。

朗読というのは、いちばん飾れない端的な解釈ですから、それを聴くと
作者は、自分の作品が、ああそう読まれているのか、とよく判るので、
はじめて自分の作品を実感を持って客観視できる。
すなわち、読者と出会えたわけです。そういう経験は初めてでした。

私の「或る自己紹介」は、作者としては、着地が強烈になるように書いたんで
すが(笑)、着地がソフトな朗読を聴いてみて、なるほど、作品内部の語り手
の個性をソフトな人間像として捉えることも出来るんだなあ、と発見がありました。

例えば、
「詩人」という何気ないワードも、僕の感覚では、
➡ 雑草のように刈られても、刈られても、そこに咲いてくる美しい花のような
 靭やかで強い《純粋で神がかった感受性》
という風に、押さえても起立する、俗世より次元が一つ高いものだと、本質としては捉えてますが、
「詩人」について
➡ 花のようにか弱く繊細て、優しく弱いもの(俗世では非力なもの)
と感じる捉え方もあって、それはそれでああなるほどな、と定義や解釈の幅が、
じつは学理を超えた、人間の個性から分岐するものなんだなぁ、等等と。視点が広がります。

コメントを貰うよりも、朗読してもらう方が、書き手としては《読み手に出会える》
そんな初めての、有意義な経験と発見を、20周年記念イベントを通じてさせて頂けました。

ありがとうございました。心より感謝します。
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