多様化する倫理観[549]
2005 05/14 23:53
(1+1)/4

だんだん何したいんだかわかんなくなってきたけど、最後のひとつ。

2択で物を選択するとき、「〜でない」 という言葉の範囲はかなり広い。
いつでも「どちらでもない」を含む。
そして、「どちらでもない」というのは、掲げられた2択によっては結構多数派だとおもう。

・ 赤 と 青 の 2択 … 「赤でない」といったら 青だな、と思いそうだ。 赤でも青でもない色を想起することはなさそうだ。
・ 好き と 嫌い の 2択 … 「好きでない」 といったら 嫌いなのかな、とも思うが (そのどちらでもない)ということなのかもしれない。

感情形容や、抽象名詞の場合は、 AB2択で 「AでなければB」 が成り立たないような印象があるのだ。

で、感情的なものが主である場合、「赤」「青」って2択に本来分けようがないのでそんな物言いで言葉を並べていってもしょうがないのだ。
解決したいのなら どっちでもないものを探しに行かないといけないのだ。

行動を起こすためになにかみんなに伝えたい(例えば 全国の子供を持つ親御さんから署名を集めて ネットの猥褻な情報から子供を守るための何らかの規制を国に義務づけてもらうように訴えたい!とか)のなら、みんなに納得してもらえるように隙間をどんどん詰めていかなくてはいけないから 、すぐに否定しないで いろんな意見を辛抱して聞いてまとめなくてはいけない。大変なことだ。#ちょっと 極端か。こんな例しか思い浮かばなかったけど…

さ月さんの気持ちはわかったけど、人を説得するときにはいろんな角度からものを伝える必要があるのだ
という現実もある。

…でも、なんで当方は こんなことしか書けないんだろうか?
多分当方も数多ある「どっちでもないもの」の1パターンの人間であるからなのだな。
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