しりとりの詩 2nd[994]
2016 08/01 11:07
st

帽子がにあう人だった    あう時はいつも
僕が贈ったものばかり

お気に入りの        リボンのつば広帽子が
長い髪をひきたてていた

街行く人に面影をみつけ   たちどまっては
胸がたかなる

ひと夏の淡い恋の思い出が  カゲロウのように
生まれては消えてゆく    
  




       
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