しりとりの詩 2nd[992]
2016 07/31 06:34
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待ってもむだだと 風がささやく
遠くの雲から 雨のにおいがしてきて
あの娘は来ないから はやくお帰りという
最後の待ち合わせの いつもの公園は
いやだというように 時はすぎていく
ふりだした雨のしづくが 涙にかわり
思い出時空をさまよいながら 待ちぼうけに夜がくる
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