しりとりの詩 2nd[778]
2010 09/13 03:29
プテラノドン
涙を再利用できないかと園長が尋ねる。
死んだ象を引き引きずりながら。
悲しみはともかく、
キツネの毛も生え変わった一年後、
うやうやしく毛皮を纏い街へ出る。
そして彼が酔っ払って路上に倒れている間、
道路の排水溝を走り回るドブネズミを
夜通し毛皮が追いまわし続ける。
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