しりとりの詩 2nd[771]
2010 08/26 21:43
雪乃

後ろめたい気持ちばかり、前向きな気持ちはあまり無く
それでも足掻いて進んでたら
何かにぶつかった

それが何かは判らなかったけど、何かにぶつかって尻餅をついた
痛みと鬱憤で、彼女は何かを殴った。

手が腫れるまで、血が滲むまで、ずっとずっと殴り続けた。
漸く気が済んだ彼女は、血が滲んだ手を見つめて

あぁ、生きてるよ私
少し安心して、呟いたのは秘密である。
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