しりとりの詩 2nd[704]
01/12 18:56
ミツバチ
私の手の中で
ゆっくりと
ゆっくりと
駄目になって
もつれた糸は
何処にも繋がらない
運命なんて嘘っぱち
あなたはそう言って
遠くへ逃げるのね
私は少し信じていたのよ
赤い林檎をかじれば
何故かしら
涙が止まらない
一人がこんなに
寂しいなんて
今更思い知った私は
何処にも繋がらないのね
ねぇあなた
私は運命を少し信じていたのよ
あなたが運命の人だと
信じていたのよ
でもあなたが否定するなら
初めから
本気では無かったのね
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