しりとりの詩 2nd[687]
12/30 22:21
ミツバチ
赤い血のような
瞳を持った
白い蝶のような
透き通る肌の君は
月の光を浴びて
とても美しかった
震える指先で
柔らかな輪郭をなぞり
かすかで
それでいて熱い
吐息は
空気を溶かし
君の唇を奪った
星の下
プールで泳ぐ
僕らの小さな恋は
水面に映る月と戯れ
やがて世界に広がり
未来へと繋がっていく
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