しりとりの詩 2nd[65]
2005 09/09 10:03
岡村明子

角を曲がると
美しい庭があって
白い少女が立っている
ホースで勢いよく水を撒き
霧のベールに立っている
汚らわしい視線
をとおせんぼするように
彼女の庭はいつも光が乱反射して
そこにあるのが
女なのか噴水なのかわからないのだ
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