しりとりの詩 2nd[644]
11/06 00:16
ミツバチ

信じない事は容易い
欲しい温もりは
届かない所にお預け
君の睫毛の瞬きは
本物でも
夜空の星座は嘘かも
幼い頃の記憶ほど
曖昧なものはなく
もう愛情なんて
忘れちゃった
片方の赤い靴は
きっと鼓膜の奥で
泣いてるよ
両手ですくいあげた
君達の囁きは
どれも溢れて
小さ過ぎるのか
留まりやしない
寂しいのさ
あんまりにも寒いから
遠くの汽笛は
元気が無いね
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