しりとりの詩 2nd[400]
2008 07/28 00:16
くろねこ

くそたれで始まって
おちちは生ぬるくて
おもったほど甘くなくて
自転車の坂道の頃は
生意気盛りの青息吐息で
そのうち落っこちはまって
貧乏屋敷で絶え絶えで
カビた雨戸締めっぱなしの
薄闇のテーブルの上の
何も無い空間から
力なく生をたぐり寄せて
おふとんの上で
ひきつけて
くそたれでおしまい。
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