しりとりの詩 2nd[286]
2006 09/26 12:15
蒼木りん

生活という窓から
他人の庭に咲く白い花を見ている
風に任せゆれているてんこ盛りの花
ベットに眠る人は
この世と夢を行き来する細い糸
生活という
書類の山に埋もれる想像
茶の間のテレビの笑い声
氷のような空の音
キーを打つ音だけ響く部屋
会社と
世間とつなぐ細い糸
霧の向こう
ゴールなんて見えない
とりあえず眠ろう
枕の在るしあわせ
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