しりとりの詩 2nd[17]
2005 04/24 11:05
多々田 駄陀

捨ててやった、と心で言った。
吐き捨てられた言葉を踏みつけてやると
チューイングガムのように靴の裏にくっついて
ボクは しまった、失敗した と思うのだった。

ときおり、空の高いところから
とても大きな言葉が 吐き捨てられてくる。
そのたびに、
ボクの心は 叫び声を挙げる。
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