【petit企画の館】/蝶としゃぼん玉[92]
2016 08/08 14:13
ハァモニィベル

渚さん

『夜警』、読んで来ました。

ラストが感心しませんでした。
一字下げの問いかけが、流れを安く変調させて、ずっと手料理が出てきたのに、最後がプッチンプリンみたいな、そんな感じでしたよ(わたしには)。

警備員(交通誘導)の仕事をしている主人公の心象の一コマ

生きがいの感じられない仕事をしている労働者の気持ちにリンクできないと、
そもそも話になりませんが、その自分の境遇に何が強く欠けていると思うかは、
個人差があって、この作者の場合は、人との交流への飢えを感じるひとなんでしょう。
ブンゴクという場を作ろうとしたのも、そんな人間同士の交流への愛があったのかも
しれませんね(私の勝手な想像です)。



心情をくみ取るのが浅い、っていうのは、
苦労のない人生を生きて来たってことだから
そういうひとは、幸せな人たち なんだね多分。
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