2019 06/06 22:11
ハァモニィベル
The End のあと、特に続ける必要もなかったな。
(タコの足音が一本もしないしな。)
*
因みに、赤ん坊の8割は性善で、2割が性悪だ、という研究があるよ。
パレートの法則によれば、2割のものが全体の8割を制するそうだからね
政治学では、性悪説が常識なのも頷けるだろう。
*
また、同じ人間でも、環境や年齢を重ねていくと、変わるのも確かだね。
私は、女子高生から中年の主婦、さらに老婆まで、大勢の多彩な悩み相談に応じる仕事をしていた時期があるけれど、おもしろい事にさ、
女子高生の8割は純粋な心を持っているのに、中年の主婦になると(かつて女子高生だった彼女たちの)その8割は、純粋とは言えない性格になっている。
40歳すぎても、純粋な心を失わずに、大人もやっている人はごく少数だ。
男の場合はどうか。例えば、弁護士を見てみると、若い頃は正義感にあふれていて良心的な人はけっこう多い。しかし、二十年くらい経つとどうなる人が多いかは、世間を見渡して見れば判るだろう。
それでも、青年の頃以上に交渉力がUPしていながら、青年の頃以上に誠実さに磨きがかかっている人も、ごく僅かながら存在する。
おそらく、一人の人間は、フツー、生まれた時には、善の割合が多くて、悪の割合が低いのだ。それが段々、人生のなかで風化して、悪の割合と善の割合が逆転するのだろう。
(生まれた当初から悪の割合が濃厚な奴らが混じっている影響だろうな)
だが、ごく稀に、どんなに風化しても、悪に染まらない、性善の純度が高いひとがいるのだ。(オセロの角の
石のようにね)
性悪の濃度が濃い人間が僅かに散らばっているのなら、
混じり気のない性善なる人たちも又、確かに、ごく僅かながら散らばっている。
そんな、哀しいミュータントのような人間のなかに、さらに僅かに詩人と呼べる人たちが埋もれているような気がする。
*
では
Thanks a lot. まだ見ぬ友人たち