【petit企画の館】/蝶としゃぼん玉[587]
2017 10/03 00:54
ハァモニィベル



「スケッチ紀行」といわれるものは、明治の終り頃から私小説の発生辺りまでを振り返ると

じつは、なかなか知的興味をそそるテーマがそこに隠れているんだよね。


 《紀行》 というのは、

ちょうど、ノンフィクションとフィクションの中間にあるジャンルだから。

(芭蕉の「荒海や・・・」の句は、それを考えさせる話題だったことに
気づく人は気づいたと思いますが)



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写実と仮構の美味な料理というのは、
気付かない内にもはや、人の記憶のなかで現実になる。
それを実感させる画家として私が思い出すのは、

 チャールズ・ナイト

https://matome.naver.jp/odai/2146324944863837301?&page=1

恐竜を知るはずのない我々が、なぜか恐竜を知っているような気がするのは、
ナイトの想像力と造形力に負っている。文化が美味であるというよりも、美味
なものが文化になる。

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歴史的なスケッチ旅行といえばこれかな。
ビーグル号でダーウィンに同行した画家
(コンラッド・マーテンス)

http://www.cam.ac.uk/research/news/hms-beagle-sketchbooks-added-to-cambridge-digital-library


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渚鳥さんは、この画家を忘れていていいのかな。

 池田修三

https://www.e-aidem.com/ch/jimocoro/entry/dango04




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