2017 06/04 11:16
ハァモニィベル
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寄稿を見ました
すなおに感謝するとともに
るすがちなことお詫びします
波状雲が美しい、そんな今日もあるようです。
打診しては打撲するような日々というのが
ちなみに、少なくはないでしょう。
もう何もかも嫌になってしまうものですが
寄与する何ものかがあるなら
せい一杯やるだけの意義はあると
なるべく自分を慰めてはみても
むなしい、というのが本音です。
我ながら思うのです。
恋する羊が狼の群れのなかを歩くようなものだ、と。
ふふっ、と笑うでしょうか
るすがちなことお詫びします
人は無生物とはちがい、汚れた隣人ばかりでもないのでしょうが、
忘れたものを思い出せる隣人は、どうも少ないようなのです。
れっきとした歴史の中にある哀しみと言えるでしょう。
貝塚をつくった人々がまた、時に貝毒に痺れるのとそれは似ています。
下には屍体が埋まっているのだ。何故って、あんなにも見事に咲くのだから。
リツイートしても、アーカイブしてもいい位、それは大文字で書くTruth
てつがくは、きっと銀河の下の街にある。
拾い集めてこよう。澄んだ音楽のように。各人各様に
はたして、美は独断か?
むかう先を、ルート検索する人たちよ。
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(テキトーに企画に応じて書いてみた、これは作品です)
各文の文頭一文字を、タテに読むと
>寄する波打ちも寄せなむ我恋ふる人忘れ貝下りて拾はむ
という土佐日記の歌が現れます。
#この企画設定(By渚鳥)は、長くなるのがキツイので、上の句だけとか、下の句だけ、というように各人工夫した方がよさそうです。(詩として作りにくい点も、若干改良を要するでしょうね)
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