2017 01/07 20:32
ハァモニィベル
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女性というのは、歴史家ではないか、と思うことがありますね。
例えば、
彼氏や旦那さんの、ある行動の痕跡を見つけては、その欠片を繋いで、
ものすごい推理をめぐらす、のは天性のものでしょうし、風呂場の髪の毛
だとか、シャツに付いた匂いなど、遺跡発掘のプロなんじゃないか、と
思われるフシがあります。
私は独身なので、すべて想像で話してますが、
夫が帰宅すると、その日あったことを、止めどなく語る語り部でもある
という話は、よく聞きます。
また、記念日をはじめ、過去の事件はすべて、克明に記憶している、といいますから。
年号や日付がひとつ違っただけで、それはもう大変なことになるのだとか。
そう言った意味では、〈歴史>というテーマでは、女性に敵わないのかも知れませんね。
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まあ、
戦国時代をハードボイルドで描いたり、江戸時代の、幕府と各藩との
政治的駆け引きなんかを取り出すと、男性のが有利かも知れませんが、
わたし的には、忍びの悲哀などが、詩にはしやすいような気もします。
エッフェル塔をパリジェンヌのくノ一が駆け上る話でも、
勿論、ここでは〈歴史>絡みということでOKです。
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