【petit企画の館】/蝶としゃぼん玉[199]
2016 10/05 07:49
ハァモニィベル
>>198
石村さん ご寄贈感謝します。
山本沖子は、「朝のいのり」など、主体の持ち方が魅力的な詩人ですね。
「おとぎばなしの中の王子さまのよう」だったと、
山本に、会ったときの印象を書かれることになる伊東静雄は、彼女がまだ、「山本沖子といふ無名の一少女」だった頃、その詩に、
「戦後始めて、詩らしい詩だと刺激をうけ」たと書いています。
詩人の感想というのは、本来鋭いものの筈。
このふたりの感想の交差からも、そんなことを想います。
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