09/20 00:06
山内緋呂子
遅くなりました
●眼帯をしていなければ眼帯が欲しくなる嘘ばかりの世界
2点
眼帯が 「世界」を広いものにしていると感じました。嘘ばかりの限られた「世界」のはずが、限られた1アイテムで、この歌のひろがりを上手くしていると思います。
●君にだけ見破られたい嘘がある「夕べ女に刺されかけました」1点
会話で終わっているところ、この会話が、非日常的であること、それが「君」に見せたいものであることで、「君」への気持ちがとても暖かいものに変わっているところが好きでした。その効果で、全体に、可愛らしい句になっていると思います。