03/31 18:52
佐々宝砂
>>130
まあ確かに傲慢な響きがあることは認めるです。資質というか作者のタイプくらいに言えばよかったかもしれない。でも、読者としての私はそーとー傲慢です。読者はもっと傲慢でいいのではないかとときどき思います。ゲームのユーザや普通の小説の読者や、音楽のリスナーやなんやかやは、詩の読者よりはるかに傲慢ですもん。それよりなにより、スポーツファンはもっと傲慢です。自分ではできもしないすごいプレーをする選手に対して「なにやっとんじゃもっと走れー」とヤジを飛ばしたりします。素人のやる草野球でももちろんヤジは飛びます。
今回は露見草さんが言い過ぎではないかしらと思ったので書きました。クローバーさんに対するコメントで「かわいそうだけど」というのもどーも言い過ぎだよなーと思えたのでした。私こそ言い過ぎだったかもしれぬです。すみません。
詩の読み方はいろいろだし自由なので、もちろん「おやすみ」と返してもいい。どんな読み方をしているとしても私の強要するところではないです。私は、読み手には覚悟は特に要らないのではないかと思っています。私はやたらめたらにいろんなものを読みますが、読んだことによって自分が変わってしまったと思える書物には三冊ほどしか出会っていません。感想を書くことによって何かを賭けたと思ったことは、蘭の会でまなこいをやっていたときだけ数回ありました。でもそのとき賭けたものは命ではなく、私の本質ですらなく、もっと小さな情けないものに過ぎなかったように思っています。もちろん、これ、私個人の話です。