まっはふみふみ[101]
2008 07/01 21:58
六崎杏介

101回目のパッヘルベルのカノンみたいな和音と戦慄の
旋律が走ると新月に星が掛かり隣りとは軽く10光年の
孤独を天体法則を使い導く聖体としての無花果が爆ぜる
夢魔と交わすご挨拶はナリー・ナローで間もなく死亡時刻
硫黄と悲壮な顔の百合のお嬢さんと家を無くして歩いた
その先の泉の水面、歪みし星図の端でオリオンの棍棒に
脅された、若しくは踊らされた私達は校庭に言葉を敷き詰める
餓える事の無い無限の宇宙から墓場までの普通列車の
車窓とは大魔女の子宮から最果ての低温湿地帯へ産まれた
過程の風景、アァ、君を思い出すよチルアウトした頭に
Rを頂戴ワールドを交代する為に必要な麻一葉とある崩壊
山積みの問題をウィカ譲りの愛では裁けないからアロエで
静脈を切る、オイルの中にゴミを入れて火を愛しく思う
着地した白紙もすぐに焦げる様な熱いランタンの光と
黒髪の対比、貴女の中にある回避策を公開すれば肺に咲く
紫色の回帰と柵の中でのカノンの青と赤、私は何も知らないさ。
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