2005 02/27 12:49
汰介
>>69
>北杜夫「幽霊」
ああ、北杜夫は、「船乗りクプクプの冒険」から入って、
「父っちゃんは大変人」や「ぼくのおじさん」や、エッセイの方角に走って行ってしまったので、
肝心のユーモア路線でない方を、いまだにちゃんと読んでないんですよね、、、、
「航海記」も読んだのは、何故か一番最後です。
ただ「幽霊」は腰を据えて読まないと、速読してもダメだと思いますね。
あ、何となくふと思い出したんですが、
小学生の頃、母が、井上ひさしの「モッキンポット師ふたたび」を買って来て、
それを普通に読んでいたのを思い出しました。
と、言うか、小学生に読ますなって(笑)。
こう考えると、私の文学遍歴は滅茶苦茶かも。
話しは外れますが、物置の様な自分の部屋に
(と言うか、実家に帰るまで物置と化していたので、そのまんま。
すでに部屋の空気が混沌と矛盾で渦巻いていて、中々緊張感ありますよ)
筑摩書房の現代文学大系と言ういつのか分からない文学全集が何故かあるんですが、
三島由紀夫の巻の解説を見ると、まだ三島由紀夫が生きているのが妙にリアルですね。
値段もハードカバーで480円だし。
なんとなし sage