2016 02/29 23:39
深水遊脚
今日の日経夕刊のエッセイ、プロムナードで羽田圭介さんがコーヒーについて書かれていたのを興味深く読みました。豆からひいてコーヒーを丁寧に入れるけれど、香りはわからないのだそうです。コーヒーは香りの飲み物、という私のなかにある固定観念を、皆に了解されたものとして常識のように書き物や会話のなかで扱うことは、誰かに要らぬプレッシャーを与えるかもしれない。主語は大きくしない、とくに We を使うときは気を付けようと思う。
嗅覚や味覚については、自分の感覚しかわからりません。そして誰かとそれらを競う必要もないです。ただ丁寧に好きな飲み物を用意して味わう、それだけで愛好するというには十分なのだと思います。