詩と散文を作る手段全般についての情報と意見交換 part2+α[133]
06/09 08:13
花形新次

つづき
要は、自分を無謬化しちゃいけないってことでさあ。
死んじまった吉本の旦那は
批評する際には、最高綱領と最低綱領が必要なんだって言ってた。それを使い分けるんだって。
いきなり、最高綱領ぶんまわしたら、聖書以外はろくなもんじゃねえとかって話になるし、勿論そういわなければならない場合もあるんだけれど、それじゃ批評自体がなりたたないし、自分の書いたものもぶったぎられちゃうんだから、やっぱり根気強く最低綱領で評価するんだって。その場合の最低綱領ってのは、自分が書けていること、書けていないことになると思うんですよ、未熟者の俺は。
それで、最初に戻るわけ。無謬化しているわけではないんだろうけれど、そう思わせる文体。言葉遣い。
それが問題だと思うんですよ。
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