詩と散文を作る手段全般についての情報と意見交換(backup)[77]
2010 09/16 22:13
鵜飼千代子

>>76
ガリを回せる輪転機を持っているんでしょうね。
昔ガリ切っていた方が、持っているグッズを処分しないで回してもらうように探すことが、
これからやってみたい人の第一歩でしょうか。

文字を拾ったって、活版でしょうか。
書肆山田がまだ活版で出しているかな。
東京製本倶楽部の見学会で案内があったのですが、活字で作ってもらうこと今でも出来るみたい。
http://tsukiji-katsuji.com/

1ページが大変な価格だけれど、出版社の宣伝費の分をそちらに回せば大丈夫かな。
アマゾンに委託するのだって、問屋に30〜40%取られるもの。

今は、ページをスタンプのようにゴムで作って凹凸を作る「樹脂製版」っていう印刷の仕方もあるんだよね。
こちらの方が、活版より安い。

自炊で思い出したんだけれど、7年くらい前に印刷所に行った時に、今は昔出した本が一冊あれば簡単に再
版出来るって言っていた。「お家にたまっている書籍をデータ化します!」とか、そういうビジネスでされていた
ことが、自分でも出来るようになったというのが、「自炊」なのかもしれないですね。

オンデマンドでも初期と違って今は色々装丁も凝れるような雰囲気だけれど(詳しく知らない)、500作れ
と言っていただいて、200部残っているから次の詩集を出しても置く場所ないよ、謹呈いただく詩集は処
分し難いし。っていう、わたしのような人にとっては、オンデマンドはいい気がするんだけれど、零細出版
社を干すという問題も絡んでくるから、なかなかレッドちゃんなんだろうね。大手が出さないからって、長
らくの共存関係が出来ているだろうから。筧槇二さんは、オンデマンドで亡くなる直前の詩集と随筆集を
出して、わたしたちにお土産残して行ってくれたけれどね。
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