詩と散文を作る手段全般についての情報と意見交換(backup)[178]
2010 10/09 08:43
鵜飼千代子

>>177
改行については、>>43で[北川透の「詩的レトリック入門」]も紹介されていますね。

手もとに本がないからあやふやな記憶なんだけれど、父が若い頃、おそらく昭和30年代後半から40年代位に購入したと思われる「ことばの辞典」のような本に、引用元はもっと古い、大正か昭和初期かの歌人か俳人か、詩人ではなかったと思うんだけれど、なにかそうした人の文章が載っていて、恩師にあたるような人への手紙に「句読点」は打たない、というのがありました。どういうことかというと、『「読解力がないと言っている」「こう読めと指図している」ことになる』、とのことです。そういうことを考えると、詩人の「改行へのこだわり」は、「こう読め」という主張だなと思ったりします。
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